発酵道~最近の読書から~
ホンモノの時代と言われて久しいですが、私たちのまわりには嘘、騙し、不正がいっぱい。
ニュースは子供にとってもっとも模範にならない大人の事件ばかりを毎日伝えています。
こんな時だから“正直、本物”を追求するのはとても価値あることと思います。
私も“正直・誠実な不動産営業”をモットーにやっていましたが…。
「正直、本物」をやろうとすると、いろいろ逆風が吹き、思うようにいかないものです。
そんな中のひとつでしょうが、ひとつ是非、紹介したい本があります。
ちょうど会社を辞めようかと迷っていた時期だったので辞める決心がついた一冊です。
『発酵道』
サブタイトルは「酒蔵の微生物が教えてくれた人間の生き方」
著:寺田啓佐
これは日本酒づくりでホンモノに取り組んだドキュメントです。
もちろんこの本を読むと、書かれている寺田本家のお酒が飲みたくなります。
実際私もいただきました。
元気になるお酒と言いましょうか、飲むだけで嬉しくなるお酒って
私ははじめての経験でした。
おいしかったです…では言い尽くせません。
同時にこの本は会社の組織のありかたも教えてくれているように思いました。
いろいろ勉強になる本なので、ひとつひとつ揚げていると長くなってしまいますので、特に印象に残った点を書きます。それは…、
おいしい酒をつくるには、微生物がいきいきと喜ぶ環境をつくってやればいい、…という内容です。
温湿度や素材だけではありません、蔵の微生物(菌)や、時には歌を歌ったりするのだそうです。
読んでいて以前いた会社を思い出しました。
組織において社長は社員が喜ぶ環境をつくっていけば(きっと)いい業績があげられるのだろうと思いました。
もちろんそれ「だけ」ではいけませんが、
社員がイヤイヤ仕事をしているような空気ではうまくいくはずがありません。
ここで紹介されている「むすひ」というお酒、ぜひお試しください。
日本酒観が変わります!もしかして人生観も!?
ぜひお読みいただきたい一冊です。河出書房新社より出ています。


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